鳥取県士会最新情報

コラム
2025/08/08

職場紹介

鳥取生協病院(鳥取県鳥取市)

鳥取生協病院は1951年に開設されて以来、地域住民の願いを実現するために無差別平等の医療を目指し、社会的弱者の最後の砦としての役割を果たしています。
急性期病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟を有しており、全病棟365日急性期から回復期・生活期まで患者さまの生活に寄り添いながら切れ目のない支援を行っています。

言語聴覚士は12名在籍しており、入院リハビリ・外来リハビリ・ST歯科訪問を提供。
リハビリテーション科医2名を中心に嚥下造影・嚥下内視鏡検査も実施。
患者さまの思いを大切に、退院前カンファレンス・リハビリ見学・退院後訪問などを行いご家族や地域の関係他機関と密接な連携を行いながら住み慣れた環境で生活し続けられるよう支援しています。

回復期病棟では診療報酬改定に伴い、以前にも増して口腔内の状態・栄養面が注目されており、これまで言語聴覚士が行ってきた評価・訓練がより多くの患者さまに活用できるように取り組みを進めています。
急性期では早期介入・廃用予防に重点を置いており、誤嚥性肺炎発症予防のため医師の指示のもと入院時から言語聴覚士が嚥下スクリーニングを実施しています。
また、歯科衛生士も1名配置されており連携して誤嚥性肺炎予防に取り組んでいます。
入院後に嚥下に係る歯科介入が必要となった場合は、法人内の歯科と連携しST歯科訪問も実施しています。
 
鳥取生協病院 森川

鳥取生協病院