【協会活動】2026年度

新人研修会/島根県鳥取県定例会(2026年10月17-18日開催)

令和8年10月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり、「令和8年度 山陰地区 新人言語聴覚士研修会」を開催し、両日合わせて47名の皆さまにご参加いただきました。

1日目は、症例検討会として2例の発表・検討を行い、参加者同士で臨床経験や知見を共有する貴重な機会となりました。

また、広島国際大学の福岡達之教授をお招きし、「摂食嚥下障害の評価と訓練」をテーマにご講演いただきました。
日々の臨床に活かせる知識や技術について学びを深めることができました。

1日目の研修会終了後には、講演をいただいた福岡達之先生にもご参加いただき、懇親会を開催しました。
職場や経験年数の垣根を越えて、参加者同士が交流を深めるとともに、福岡先生との交流を図ることができ、有意義な時間となりました。

2日目は、竹内会長による講話が行われ、山陰言語聴覚協会の歴史やこれまでの歩みについてお話しいただきました。
協会の活動を振り返るとともに、会員一人ひとりが協会を支える一員として、力を合わせて運営していくことの重要性を改めて学ぶ機会となりました。

さらに、日本言語聴覚士協会の生涯学習プログラムにおける基礎研修プログラム対象の2講座を開催し、参加者の継続的な学びと専門性の向上につながる研修となりました。

ご講演いただいた福岡教授をはじめ、ご協力いただいた皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後も、言語聴覚士同士のつながりを大切にしながら、学び合い、成長できる機会を提供してまいります。多くのご参加、誠にありがとうございました。

 

 

職場紹介

介護老人保健施設 弓浜ゆうとぴあ(鳥取県米子市)

介護老人保健施設ゆうとぴあは鳥取県米子市にある高齢者支援施設です。
多職種が連携しリハビリや介護を通じて在宅復帰を支援し、その人らしい生活を支えていきたいと考えています。

リハビリや日常生活を通じて在宅復帰されたあとも、安心してその人らしく暮らせる環境づくりに努めるため、地域に根ざした介護サービスを提供したいと考えています。

弓浜ゆうとぴあには入所1名デイケア1名のSTがおり、主に食事嚥下機能の支援、言語機能の支援、また高齢者施設ですので、認知機能の支援中心に誤嚥性肺炎や窒息などの検討、評価、訓練実施し、その方らしい日常生活全般の支援に努めていきたいと考えております。

またその人らしく毎日を過ごしていただくため、コミュニケーション能力の維持向上を目標にそれぞれの課題を用意し楽しく意欲的に取り組めるよう練習しています。

最近は、昔の遊び道具に巻き笛を取り入れたり、吹き出しバスケットを使ってリズムよく回数を数えながら高く吹いたり低く吹いたり、ボールをなるべく長く吹き上げる時間を延ばしたりして昔の遊び道具を取り入れると回想法にも呼吸訓練にもなり、そういった簡単にできる練習道具をいろいろ取り入れて私も一緒に楽しんで練習しています。

また、医師、看護師、相談員、介護福祉士、歯科衛生士、管理栄養士、介護補助の意見も取り入れながら、一人一人の利用者さんがより良く生活できるようみんなで協力して取り組んでいます。

弓浜ゆうとぴあ 松崎

介護老人保健施設 弓浜ゆうとぴあ

職場紹介

介護老人保健施設 しびのさと(鳥取県伯耆町)

“伯耆富士”大山のふもと、豊かな自然環境に恵まれた伯耆町にあり、利用者様の機能回復、自宅復帰へ向け介護、看護、リハビリテーション、その他必要な医療を提供しています。
入所と通所のサービスがあり、多職種での連携を図りながら支援を行っています。

当施設の言語聴覚士は1名で、入所・通所ともに言語機能や摂食嚥下機能、認知機能面のリハビリや嚥下状態の評価・環境調整を実施しています。

入所では、口腔ケアについての助言を行い、必要に応じ歯科往診につなげ、安全な経口摂取の継続へ向け取り組んでいます。
また、食事の様子等を確認し、多職種でカンファレンスを行い、日々の変化を見逃さないように施設全体で取り組んでいます。
集団リハビリでは、毎回言語聴覚士介入の下、嚥下体操を行っており、全体として意識の向上にもつながっているようです。

通所では、口腔ケア方法についての提案や嚥下体操指導を実施し、口腔内の変化についてご家族様へおたより等で情報共有を図る取り組みを行っています。
ご自宅でのむせが多い方へは、食事環境の把握・調整を行い、在宅でも安全に食事摂取ができるよう支援してまいります。

写真は、中庭の八重桜です。ハートの形に見えると評判です。

木の下には畑があり、利用者様と野菜作りを行っています。

介護老人保健施設 しびのさと リハビリ室 山原

介護老人保健施設 しびのさと

職場紹介

なんぶ幸朋苑(鳥取県米子市)

米子市石井にある当苑は平成8年8月8日に開設し、今年で30周年を迎えました。
法人の理念として、地域に開かれた・地域に愛される・地域に信頼される幸朋苑を目指し、長年にわたり地域に根差した高齢者福祉の拠点として多くの方の暮らしを支えてきました。

介護老人福祉施設や介護老人保健施設をはじめ、グループホームや在宅サービスなど、複合施設として1つの地域で展開されていることが大きな特徴です。

「その人らしい生活」を大切にし、医師・看護師・介護士・リハビリ職・ケアマネージャーなど多職種が連携し一人ひとりの想いや生活に目を向けながら支援を提供しています。

また、施設の中で完結するのではなく、地域住民との交流会などを通して誰もが集い、支え合える場所づくりにも取り組んでいます。

これからも地域の皆さまとの「つながり」を大切にしながら住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、福祉の力で地域を支えていきます。

なんぶ幸朋苑 足立

なんぶ幸朋苑

職場紹介

日野病院(鳥取県日野町)

日野病院は、中山間地域の中核病院として、内科、外科をはじめとする多くの診療科を有し、地域住民の健康と暮らしを支えています。
99床の病床の多くを地域包括ケア病床が占めており、急性期治療後の在宅復帰支援や生活機能の回復に力を注いでいます。
また、入院・訪問リハビリテーションを合わせて17名のリハビリテーションスタッフが在籍し、一人ひとりの状態や生活環境に応じた支援を提供しています。
医療・介護・福祉との連携を大切にし、地域に根ざした包括的な医療の実践を目指しています。

日野病院 木村

日野病院

【トピック】認定補聴器技能者について

認定補聴器技能者について

この度、錦海リハビリテーション病院から2名の言語聴覚士が認定補聴器技能者の資格を取得いたしました。
言語聴覚士のうち聴覚分野に主として関わる割合は限られており、現状では十分に支援が行き届いているとは言えません。
一方、認定補聴器技能者は、公益財団法人テクノエイド協会が認定する補聴器の調整や適合評価に関する専門資格で、全国でも約5,200人と限られた人材です。
難聴は認知症の予防可能なリスク因子とされる他、運転時の標識の見落としや転倒リスクの増加とも関連が示唆されています。
高齢化に伴い難聴への支援ニーズが高まる中、本資格で得た知識と技術を生かし、早期発見や適切な補聴支援にも力を入れ、より質の高いリハビリテーションの提供とサービス向上に努めて参ります。
今後も地域医療への貢献を目指して研鑽を重ねていきます。

錦海リハビリテーション病院
佐藤

錦海リハビリテーション病院

職場紹介

鳥取医療生活協同組合(鳥取県鳥取市)

鳥取医療生協で言語聴覚士が関わる訪問リハビリについて紹介します。
同法人では、すえひろ生協診療所・訪問看護ステーションすずらん・訪問歯科STで言語聴覚士が活躍しています。
対象エリアはいずれも主に鳥取市です。
嚥下・構音・高次脳機能障害に対しリハビリを実施しています。

すえひろ生協診療所は、当診療所かかりつけでない方・看護師訪問による体調管理が不要な方も対象です。
在宅生活が続けられるよう支援しています。

訪問看護ステーションすずらんでは、自宅で本人さまの望む暮らしが続けられるように、障害により起こる生活上の問題に対して支援を行っています。

せいきょう歯科クリニックでは2021年4月より訪問診療に言語聴覚士が同行する訪問歯科STを開始。
現在歯科医師2名、歯科衛生士3名、言語聴覚士3名体制です。
歯の治療と合わせて、咀嚼嚥下の評価・訓練・食事内容の検討を行い誤嚥性肺炎や窒息を予防し自宅での安全な食事が行えるように支援しています。

自宅で家族とうな重が食べれるようになることを目標に共にリハビリに励んでおります!

鳥取医療生活協同組合 森川

鳥取医療生活協同組合

職場紹介

鳥取生協病院(鳥取県鳥取市)

鳥取生協病院は1951年に開設されて以来、地域住民の願いを実現するために無差別平等の医療を目指し、社会的弱者の最後の砦としての役割を果たしています。
急性期病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟を有しており、全病棟365日急性期から回復期・生活期まで患者さまの生活に寄り添いながら切れ目のない支援を行っています。

言語聴覚士は12名在籍しており、入院リハビリ・外来リハビリ・ST歯科訪問を提供。
リハビリテーション科医2名を中心に嚥下造影・嚥下内視鏡検査も実施。
患者さまの思いを大切に、退院前カンファレンス・リハビリ見学・退院後訪問などを行いご家族や地域の関係他機関と密接な連携を行いながら住み慣れた環境で生活し続けられるよう支援しています。

回復期病棟では診療報酬改定に伴い、以前にも増して口腔内の状態・栄養面が注目されており、これまで言語聴覚士が行ってきた評価・訓練がより多くの患者さまに活用できるように取り組みを進めています。
急性期では早期介入・廃用予防に重点を置いており、誤嚥性肺炎発症予防のため医師の指示のもと入院時から言語聴覚士が嚥下スクリーニングを実施しています。
また、歯科衛生士も1名配置されており連携して誤嚥性肺炎予防に取り組んでいます。
入院後に嚥下に係る歯科介入が必要となった場合は、法人内の歯科と連携しST歯科訪問も実施しています。
 
鳥取生協病院 森川

鳥取生協病院

職場紹介

南部町国民健康保険 西伯病院(鳥取県南部町)

西伯病院は、法勝寺川のほとりにある自然豊かな病院です。
春は桜が咲き、夏は青葉が川辺に揺れ、秋には紅葉、冬は静かな雪景色と四季折々の美しい風景に囲まれた場所で、地域に根ざした医療を提供しています。
178床の入院設備を有し、令和6年には介護医療院も新たに開設され、医療と介護の両面から、長期的な生活支援ができるようになりました。

言語聴覚士(ST)は現在2名在籍しており、入院、外来、通所、訪問、そして介護医療院でも、ことばや飲み込みに関するリハビリを行っています。
うまく話せない、食べにくいといったお困りごとに寄り添い、毎日の生活が少しでも快適になるようサポートしています。

今年の7月には地域の皆さま向けに健康づくりやフレイル予防をテーマにした健康サマースクールも開催しました。
STはオーラルフレイルについてお話し、健康に役立つ情報をお届けしました。
これからも地域と共に歩み、安心と笑顔を届けていきます。

南部町国民健康保険 西伯病院
言語聴覚士 天野朋美

南部町国民健康保険 西伯病院

【活動報告】2025年度 社員総会

2025年5月31日(日) 米子コンベンションセンターにて
定款第 3 章第 10 条に基づき、 2025 年度の社員総会を開催いたしました。

本年度入会された皆様よりごあいさつを頂きました。

11社さまの企業参加があり、プレゼンテーション、ブース展示を行って頂きました。
     

社員総会の終了後には茶話会が行われました。
 

【トピック】おすすめしたい一冊(4)

セツさんの新聞ちぎり絵に学ぶ、人生100年時代の楽しみ方

『90歳セツの新聞ちぎり絵』
 木村セツ (里山社) (公式ページ)

人生100年時代。
若い時ほどアクティブに動けなくなったとしても、いつまでも趣味をもっていきいきと過ごしたい―。
そう考えていた時に出会ったのが、90歳から新聞ちぎり絵を始めた木村セツさんの作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』(2020年里山社)です。

セツさんの作品は、赤や黄色、緑など、普段から色分けしながら集めた新聞紙を使い、季節の野菜や草木などをリアルに表現しています。
そこに添えられたセツさんのつぶやきも、見ているととてもほっこりとした気持ちになります。

新聞で日々のニュースをチェックし、絵の題材を考え、お金をかけずにワクワクしながら制作に没頭する。
セツさんの新聞ちぎり絵は、まさに“脳トレを兼ねた趣味”と言えるでしょう。

私も将来、セツさんのように新聞ちぎり絵を趣味にしたいなと思っています。
みなさんは将来、どんな楽しみをもって生活したいですか?

養和病院併設介護医療院
古屋利江

養和病院