職場紹介

介護老人保健施設ゆうとぴあ(鳥取県米子市)

介護老人保健施設ゆうとぴあは米子市河崎にあり、デイケア・クリニック・透析施設が併設されています。
そのため、人工透析を受けておられる方や医療必要度の高い方なども多く入所されています。
言語聴覚士は1名配属ですが、入所・通所・訪問で嚥下や食事の評価、嚥下訓練を中心に認知症のリハビリや、言語訓練、在宅に向けての調整や家族指導、職員や地域の方々に対しての誤嚥性肺炎予防の講演など、様々な役割があります。

施設では、リハビリ職や介護士だけでなく様々な職種と連携しています。
歯科衛生士も在籍しているため、口腔内の環境や口腔ケアの方法について情報の共有をしながら、リハビリを行っています。
ご家族にすき焼きを作って頂き一緒に食べたり、ターミナルの方がお酒を召し上がったり(写真)など、ご利用者さまご家族さまの「食べたい」「コミュニケーションを取りたい」という気持ちを大切にしています。

介護老人保健施設ゆうとぴあ
竹内

介護老人保健施設ゆうとぴあ

【トピック】補聴器を快適に使用するために

補聴器は「雑音がうるさい」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、近年では音声処理の高速化と雑音抑制機能の進化により、ずいぶん快適になりました。
しかし、快適性を上げれば言葉の聞き取り効果は下がりますので、双方を改善するためには高度な調整技術と約3ヵ月の脳のトレーニングが必要になります。

難聴が進行している場合、脳は音刺激が少ない状態にあり、それに慣れてしまった脳に対し急に適切な状態まで音を上げると、うるささを強く感じてしまい、補聴器の装用が困難になります。

最初は7割程度の効果から開始し、徐々に音量を上げて行き最終的には十分な音量に慣れるよう脳のトレーニングが必要です。
最も大切なことは「両耳に常時装用する」「3カ月続ける」ことです。
そのため、高度な調整技術と長期の試聴期間を設けている補聴器販売店を選ぶことが必須です。

トーシン鳥取補聴器センター
三島航

職場紹介

いなば幸朋苑(鳥取県鳥取市)

当施設は、通所サービス、入所サービス、ショートステイ、グループホーム、ケアハウス、特養などを有する複合施設です。
言語聴覚士(ST)は2人体制で多職種と共同し、リハビリ業務、食事や言葉の相談などを行っています。

訓練では言語聴覚療法の基本的な訓練法を大切にしつつも、型にとらわれずご利用者様ひとりひとりの趣味をいかした取り組みや外出活動にも力を入れています。
具体的には定期的にデイケアで音楽会(歌の会)を開催し、病前バンド活動をされていたご利用者様に楽器の演奏をしてもらい、歌が好きなメンバーで季節の歌や昔の流行歌を合唱しています。

写真は次回の音楽会に向けての練習風景です。
メンバーの中で役割ができ、ご利用者様同士で会話が増えるなど、モチベーションアップにつながっています。

外出活動では、展覧会や買い物への同行、桜の名所でお話しの会など多彩な活動を行いました。
これらの活動を通して、人との交流や外出することに対して自信回復につながり、在宅での生活が少しでも豊かになればと考えます。

当法人の理念である「地域に開かれた、地域に愛される、地域に信頼される」の精神をモットーにご利用者様に寄り添い、日々自己研鑽して質の高いリハビリを提供できるように努めていきます。
言葉の悩み、食事のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談下さい。

いなば幸朋苑
井上広之

いなば幸朋苑

【トピック】補聴器の最新機能

補聴器は、聴力障害者の日常生活を支援するための重要なツールです。

昔の補聴器は、うるさすぎるとか、大きいとか、電話やテレビでは不便など、まだまだ不十分なところがありました。
ですが、
最新の技術革新により、補聴器は使いやすく、効果的なものとなっています。

スマートフォンやテレビと直接連携し、音声をリアルタイムで送受信するワイヤレス機能や、周囲の音を360度にわたって感知し、聞こえ方向を自由に調整できる360°の聞こえ機能があります。
また、外部の騒音を遮断し、聞こえる音の音質を向上させる音質改善機能や、自然な会話や音楽を聞く際に補聴器が自動的に音量や調整を行う自動調整機能も特徴です。
スマホがリモコン代わりになったり、
データを登録できたりします。

これらの最新機能は、補聴器の使い勝手を大きく向上させており、聴力障害者がより活発かつ豊かな社会生活を送るための支援となっています。

鳥取大学医学部附属病院
玉川

【トピック】2024年度 山陰言語聴覚士協会社員総会

2024年5月26日(日) サンラポーむらくもにて
定款第 3 章第 10 条に基づき、 2024 年度の社員総会を開催いたしました。

本年度入会された皆様よりごあいさつを頂きました。

15社さまの企業参加があり、プレゼンテーション、ブース展示を行って頂きました。
 

 

 

 

 

職場紹介

藤井政雄記念病院(鳥取県倉吉市)

当院は一般病床、地域包括ケア病床、医療型療養病棟、緩和ケア病棟を有する120床の病院です。
また、今年6月には鳥取県中部初となる介護医療院も開設予定となっています。
当院は言語聴覚士が院内4名、訪問看護ステーションにも2名在籍しており、小児から高齢者まで幅広い方のリハビリに携わっています。

当院のリハビリテーションの方針である誕生から人生のしめくくりまで専門性高いリハビリが提供出来るよう、多職種と連携して患者様、利用者様の支援を行っています。

患者様の「食べたい」、ご家族からの「食べて欲しい」の想いに少しでも応えられる様、より安全に食べることの楽しみが続くよう摂食・嚥下障害を有するの方のリハビリに力を入れています。

また、地域リハビリテーション支援事業にも積極的に参加し、介護予防教室、地域ケア会議の参加なども行っています。

藤井政雄記念病院
坂中 めぐみ

藤井政雄記念病院

職場紹介

大山リハビリテーション病院(鳥取県伯耆町)

当院は、中国地方最高峰である大山の麓、伯耆町大原にあり、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床、療養病棟、介護医療院に加え、通所リハ、訪問リハ、地域交流サロンなど、多様化するニーズに合わせた複数のサービスを展開しています。

STも回復期から維持期までの幅広い利用者様に対して、言語機能評価や嚥下評価、リハビリテーションの提供をしています。

病棟での仕事以外にも、公民館等での健康教室や役場広報誌への寄稿など、地域全体
に貢献できる病院を目指して活動しています。

また、リハビリテーション栄養にも力を入れており、リハビリテーション栄養指導士
を有するPTとNST専門療法士を有するSTを中心に、管理栄養士や薬剤師、看護師、医
師など、多職種と連携しながら、リハ目標に合わせた栄養管理が実践できるように取り組んでいます。
何かご不安があれば、お気軽にご相談ください。

大山リハビリテーション病院 長岡裕己

大山リハビリテーション病院

職場紹介

NHO鳥取医療センター(鳥取県鳥取市)

当院は、鳥取砂丘コナン空港の西側にあり、北に日本海、南に湖山池を眺める小高い丘に位置しています。
診療科は神経内科・内科・呼吸器科・小児科・精神科を有し、病棟は一般・神経難病・重症心身障害児者・回復期・精神があります。

言語聴覚士(ST)は10人体制ですべての領域に介入し、各専門職種と共にチーム医療を行っています。
失語症・構音障害・高次脳機能障害・発達障害・摂食嚥下障害・認知症の訓練に取り組んでおり、外来部門では上記の他、小児発達障害の評価・訓練、物忘れ外来の評価等も行っています。

神経難病チームは、パーキンソン病の患者様を中心に『短期集中リハビリ』を行っており、評価や訓練に『音響分析』を導入し、『LSVT®️LOUD』等積極的なリハビリを行っています。
重心チームは通園の他、入院が長期にわたる患者様も多く、摂食嚥下訓練の他コミュニケーション活動にも関わり、患者様の入院生活を支えるスタッフとして活躍しています。
回復期チームは、限られた期間の中で、個々の患者様に応じた復帰実現に向けて目標設定し、在宅復帰、職場復帰、復学、自動車運転再開などの支援を行っています。

当院は、中四国管内での異動もあるので、いろんな面々が揃っていてにぎやかな職場です。

NHO鳥取医療センター 横田嘉子

NHO鳥取医療センター

【トピック】2023年度 山陰言語聴覚士協会 新人研修会

2024年1月20日(土)〜21日(日) 松江テルサにて4年ぶりに対面での新人研修会を開催することができました。

 

なんでも相談会では新人のSTの皆さんのたくさんの思い、悩みを聞くことができました。
真剣に取り組んでいるからこその悩みでありとても心強く感じました。
参加をしていた中堅、またベテランのSTの皆さんも同じように新人時代悩んでいたことを思い出し、刺激を受けることができたのではないでしょうか。

2日目は初めての試みであるパネルディスカッション形式を取り入れ「各期における情報提供のあり方」について発表いただき、その後ディスカッションをしました。
すぐに臨床に生かせるような学びが多くあったと思います。

 

改めて直接顔を合わせて話することの大切さに気付かされる研修となりました。

「新人」研修ですが、中堅、ベテランになっても同じ山陰で働くSTとして顔の見える関係をつくり、楽しく臨床業務を行えるように今後も多くのSTが参加できる場になることを願っています。
次年度も開催を企画しております。
新人の方だけでなく多くの方の参加を心待ちにしております。

活動紹介(例会部)

例会部について

例会部では5月を除く奇数月に症例検討会をしています。
新人STを中心に症例発表を行い、グループディスカッションをしながら意見交換を行っています。

定例会の現状ですが、現在出席率の低迷が続いており、参加者は会員の10%に満たない数値となっています。

定例会は他の病院や施設の人、特に先輩方の意見や考え方を聞く良い機会です。
新人の方は日々の業務に対する不安や悩みを相談できる場となります。
経験者の方はそういった方々に知識や技術など情報提供して頂くとありがたいです。

大谷翔平選手がドジャースへ移籍が決まった時、「ドジャースのためだけでなく、野球界のために努力し続けたい」と綴っています。

言語聴覚士協会のためにとまでは言わないですが、定例会を通して研鑚しそれを共有することで言語聴覚士全体に広げ、知識や技術の底上げを図ることができれば患者さんや利用者さんに還元ができるのではないでしょうか。
ぜひ積極的に参加頂きたいです!

※写真はモンステラという観葉植物です。
「嬉しい出会い」という花言葉や「希望の光を導く」と言われており、自分にとって希望になるようないい人間関係やいい出会いをもたらしてくれる植物です。

山陰言語聴覚士協会
例会部
(山陰労災病院 井下原)

職場紹介

介護老人保健施設すこやか(鳥取県八頭町)

当施設は、介護を必要とする高齢者の心と体の自立を支援し、住み慣れた家庭や地域に帰っていただけることを目指しながら、看護やリハビリテーション、介護、身の回りのお世話などを必要とされている方々にもご利用いただいています。

施設内に通所介護、通所リハビリ、訪問介護、居宅介護支援、訪問リハビリも併設されており、部署ごとに日々楽しみながら励んでいける環境づくりを行なっています。

STとしての役割は、嚥下機能・構音機能・口腔機能等の評価とリハビリを主に行なっています。
また、補聴器の相談や使用するための環境調整、歯科医師との連携を行うなど、日常生活に必要な機能・能力の維持のため、理学療法士・作業療法士など他職種と連携してリハビリに取り組んでいます。

一緒に植物を育てたり、散歩に行って楽しく会話をするなど、自分に自信を持って生活ができ、気軽に相談できる環境を支援していきます。

介護老人保健施設すこやか
濵田友香

介護老人保健施設すこやか

職場紹介

鳥取県立中部療育園(鳥取県倉吉市)

中部療育園は脳神経小児科医師が常勤し、①外来診療、②医療型児童発達支援、③放課後等デイサービスおよび④障がい児等地域療育支援事業を行っている鳥取県中部唯一の療育専門機関です。

当圏域は就園されている乳幼児が多く、上記②③の支援だけでなく、①外来診療や訓練を通した個別支援や④園や学校への巡回訪問という地域支援のニーズが高い傾向にあります。
地域・関係機関の皆様にお見知りいただき、発達に困り感を持っている0~18歳の方々を対象に今日まで広く携わって来させてもらっています。

毎年地域に向け開催している地域療育セミナーは今年度1月開催に向け準備を進めています。
子どもの成長や発達に関する専門知識に基づいた「育て方のコツ」を探し、そして啓発していけるよう、今後も地域に溶け込んだ事業展開を意識していきます。

鳥取県立中部療育園
言語聴覚士 富谷匡之

鳥取県立中部療育園