職場紹介

医療法人明勝会 住吉内科眼科クリニック訪問リハビリ(鳥取県米子市)

当院は米子市にあり内科、眼科に訪問リハビリを併設するクリニックです。

標高1,729mの名峰、大山に見守られ、米子市、境港市を中心に訪問リハビリを提供させて頂いております。

私たち言語聴覚士(ST)は、主にコミュニケーション障害、嚥下障害の方へリハビリを行います。
そういった方々の多くはご自身の思いや苦しみを訴えることが難しく、ご本人がSTを必要と感じても残念ながらSTの関わりがない方も多くいらっしゃいます。

STのリハビリでは、声が出る、ことばを話せる、思いを共有する瞬間が生まれます。
コミュニケーションにおいて、言葉や表情は形に残らないぶん、患者様の思いを代弁することはとても難しいことです。
患者様のご家族、関係者様、一度STのリハビリに同席してみて下さい。
患者様の思いがより伝わると同時に、STという仕事の知らない一面にも出会えると思います。

訪問業務は、裏道や信号の少ない道に詳しくなります。
又、病院では起こりえないこともあります。
例えば、猛犬のチェーンが切れ追い回され、逃げ込んだ垣根から「すみませ~ん」と家人へ救助要請したり(笑)。
おもしろいことが起こります。

住吉内科眼科クリニック
言語聴覚士 石倉麻未

住吉内科眼科クリニック

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三朝温泉病院(鳥取県東伯郡三朝町)

当院は三朝温泉の入口の自然豊かな場所に立地しています。

所属しているSTは3名です。主に神経内科の患者様を対象に高次脳機能、嚥下機能、構音機能等の評価・リハビリを行っています。

当院の特色は、多職種で構成されたチームで、脳卒中の患者様を対象とした自動車運転支援を行っていることです。
STの役割としては、高次脳機能検査をOTと分担して行っています。
また、提携している自動車教習所で実車評価も行っており、その際にSTが同行することもあります。
さらに、自動車運転補助装置を扱う業者と連携し、患者様の運転を支援する取り組みも行っています。

近況としては、現在ST室の横のテラスには、作業療法の一環で患者様が育てられているスナップエンドウがあります(写真参照)。
それを患者様と一緒に観察するのが最近の楽しみです。

今後も患者様に良質な言語療法を提供できるよう日々精進していきたいと思います。

三朝温泉病院 リハビリテーション科
河本

三朝温泉病院

【トピック】2023年度 山陰言語聴覚士協会社員総会

2023年5月20日(土) 米子コンベンションセンター BIGSHIPにて
定款第 3 章第 10 条に基づき、 2023 年度の社員総会を開催いたしました。

4年ぶりの現地開催となり、この3年間で入会された会員の皆様より壇上にてごあいさつを頂きました。

17社さまの企業参加があり、展示会場も大変盛り上がりました。
 

 

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国民健康保険智頭病院(鳥取県八頭郡智頭町)

智頭町保健・医療・福祉総合センター「ほのぼの」には、智頭町保健センター、国民健康保険智頭病院、特養智頭心和苑、老健ほのぼの、デイサービスセンターなどが設置されていて、町民の方々および近隣住民の方々に、保健、医療、福祉の包括的サービスを提供しています。

言語聴覚士は、国民健康保険智頭病院に2名配置されており、医療保険病棟(一般52床、療養47床)、外来および老健ほのぼの(2023.4ST開始、45床)にて、言語聴覚士による言語障害および嚥下障害のリハビリを提供しています。

そのうち医療保険病棟では、廃用症候群、誤嚥性肺炎、認知症、脳血管疾患などによる嚥下障害へのリハビリ、嚥下造影の実施などが中心となっており、経口摂取継続可否の評価、在宅復帰への対応、ターミナル期への対応など多岐にわたる領域への臨床的な対応を行っています。

国民健康保険智頭病院
リハビリテーション室 北脇将志

国民健康保険智頭病院

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ル・サンテリオン(鳥取県倉吉市)

介護老人保健施設 ル・サンテリオンでは、STの在籍は1名ですが、入所/通所を兼務しながら、予防レベルから重度の寝たきりの方まで、幅広い対象をPT・OTと協力しながらリハビリを行っています。

老健のSTは、病院同様、専門的な知識を学び治療技術を磨くことに加え、生活期を意識した目標をたて、他職種(医師、看護師、PT、OT、栄養士、歯科衛生士)と連携しながらのリハビリが重要になってきます。
特に高齢者においては、嚥下分野のニーズが高く、経口維持/口腔機能向上の取り組みを施設全体でおこないながら、認知症の進行予防、コミュニケーションを維持するためのリハビリを実施しています。

3月中旬には彼岸桜が満開になりました。
今年の春も満開の桜の下で、散歩や体操をしながら、コミュニケーションがとれる機会が増えたらいいなと思います。
コロナ禍の影響は続きそうですが、利用者の「食べる」「話す」の活動をサポートした質の高いSTのリハビリが行えるよう、日々取り組んでいきたいです。

ル・サンテリオン
リハビリ課 松原

ル・サンテリオン

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養和病院(鳥取県米子市)

当院は現在4名のSTが在籍しています。
当院は精神科を母体とし、認知症疾患医療センターであることから、多職種、多部署連携の「チーム医療」により、様々な疾患をお持ちの方を受け入れています。

回復期病棟のSTは、摂食嚥下障害(食べにくさ・飲み込みにくさ)、構音障害(話しにくさ)、失語症(言葉の理解のしにくさ・出にくさ)、高次脳機能障害(注意や記憶のしにくさ)を主な対象としています。

特に摂食嚥下障害は耳鼻科の医師と協力しVF検査(レントゲンを用いた飲み込みの検査)、VE検査(内視鏡を用いた飲み込みの検査)を用いた他覚的な評価を行っています。
日々の摂食嚥下訓練のほか、医師、PT、OT、栄養士、歯科衛生士と協力し、安全に食事が出来る様にアプローチを行っています。

ご入院されたご利用者様の状態に合わせたリハビリを計画、提供し、退院後の生活が安心安全に行え、生活の質がより良いものとなることを目指し、日々取り組んでいます。

養和病院
回復期病棟 武田

養和病院(養和会グループ)

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鳥取県立中央病院(鳥取県鳥取市)

鳥取県立中央病院では鳥取県東部圏域における急性期リハビリテーションを担っています。
脳血管疾患、呼吸器疾患、嚥下リハビリテーションなどの専門分野、また救急救命センター、ハイケアセンターにおけるリハビリテーションを強化しています。

当院の特徴としては嚥下口腔サポートチームの委員会活動が挙げられます。
医師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で編成されており、多職種で早期経口摂取、誤嚥性肺炎予防に取り組んでいます。
週に1回の嚥下ラウンド、月に1回の委員会、嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査等を実施しています。
その中で言語聴覚士はシステム構築や各グループの調整、運営に関わる役割を担っています。
嚥下リハビリをはじめ、言語聴覚療法を通じて自宅や回復期病院、施設などにつなげる役割として今後も患者様に寄り添ったリハビリテーションに取り組んでいきます。

鳥取県立中央病院
リハビリテーション室 松田

鳥取県立中央病院

職場紹介 海士診療所(隠岐郡海士町)

海士診療所(隠岐郡海士町)

海士診療所は、隠岐郡海士町にある町営の診療所です。島で唯一の医療機関であり、一般診療はもちろん、往診、訪問看護、訪問リハビリテーションなど、24時間体制での在宅医療に力を入れています。また、島内の福祉法人などの施設回診、学校健診なども担い、長年島の医療を支えています。

リハビリテーションのスタッフは、理学療法士1名、作業療法士2名、言語聴覚士1名の4名です。医療保険で行う外来リハに加え、介護保険の通所、訪問リハを行っています。

言語聴覚士の仕事としては、失語症、嚥下障害、構音障害など成人領域の方のリハビリと、役場の健康福祉課と連携して小児分野での発達支援も行っています。また、乳幼児健診や認知症健診などの健診事業に携わったり、発達支援の場づくりとして日中一時支援の立ち上げにも関わってきました。この春からは地域包括支援センターの介護支援専門員や認知症地域推進員としての役割も担っています。

ここでの仕事の魅力は、小児から高齢者まで幅広い分野で言語聴覚士を必要とされるすべての方に関わることが出来ること、また小さな島なので元気なころから患者様との関わりがあったり、ご家族や友人と繋がりやすいため、その人らしさを大切にした関わりが出来ることです。

 現在言語聴覚士は一人のため不安もありますが、医師、看護師、ケアマネージャー、保健師などの職種の方との距離が近く、専門分野を越えて相談しやすいので心強いです。言語聴覚士の専門的なことに関しては、近隣の島前病院の言語聴覚士との連携や山陰言語聴覚士会の方々のサポートがあることをとてもありがたく感じています。

これからも言語聴覚士を必要とされる方のニーズに応えていけるように努めていきます。

海士診療所  言語聴覚士 福田裕子

診療所HP https://ama-shinryosho.jp/

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野島病院(鳥取県倉吉市)

当院は1917年に鳥取県中部に開院し、地域の拠点病院として医療を提供しています。
病床数は190床を有し、脳血管疾患、悪性新生物、循環器疾患をはじめとするあらゆる救急医療に対応し、地域の中核病院としての機能を果たしています。

言語聴覚士は8名在籍しており、主に脳血管疾患、変性疾患、内科疾患の患者様に対し、言語訓練、嚥下訓練等の訓練を行っています。
当法人では、急性期医療から在宅医療までの一貫した包括的医療ケアシステムの充実に努めており、病院から在宅、施設まで「切れ目のないリハビリテーション」を提供し、患者様が地域の中で自分らしく生活できるよう、日々悩み、考えながら臨床に臨んでいます。

写真は当院近くに生えているイチョウの葉の写真です。
イチョウは約2億年前からある、生きた化石植物のひとつだそうです。

ずっと変わらないイチョウのように、地域の皆様とずっと変わらず共に歩んでいけるよう、日々努めていきたいと思います。

医療法人十字会 野島病院
言語聴覚士 植嶋聡允 

野島病院

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介護老人保健施設まさたみの郷(鳥取県鳥取市)

医療法人アスピオスでは介護医療院鳥取産院、介護老人保健施設まさたみの郷、みやこ苑、グループホーム風紋館、小規模多機能型居宅支援事業所わかさを運営しています。

私が所属している介護老人保健施設まさたみの郷では、施設入所サービスの他に居宅サービスとして居宅支援事業所、訪問介護(ヘルパーステーション)、訪問看護ステーション、通所リハビリテーション、短期入所療養介護、地域密着型サービスとしてグループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所があり、訪問看護ステーションではSTが訪問リハビリを行っています。

訪問リハビリは、利用者様にとって自宅でリハビリが出来るのが魅力なのですが、鳥取は雪が多い地域です。
毎年の事なので雪には慣れているのですが、訪問先には車が入れない場所もあり、時にはスコップ持参で雪かきをしてご自宅へ訪問する事もあります。
雪の日はその他にも予期せぬトラブルなどもありますが、利用者様の生活を支え、地域で生活出来るようサポートしています。

訪問看護ステーションまさたみの郷
磯尾 敬史

介護老人保健施設まさたみの郷

職場紹介 国立病院機構 松江医療センター(島根県)

施設名:「国立病院機構 松江医療センター」

松江医療センターは、病床数334床を有する、呼吸器疾患、神経・筋疾患、重症心身障害児(者)の専門医療施設です。一般入院、長期療養入院、筋ジスドック、神経難病患者のレスパイト入院、重症心身障害児(者)のショートステイ、外来の方々の嚥下障害、コミュニケーション障害(構音障害、言語発達遅滞等)のリハビリテーションを行っています。

当院の特徴は、呼吸器病センターとして呼吸療法認定士の呼吸リハビリテーションが充実していること、神経・筋疾患では、パーキンソン病の患者様を中心に短期集中リハビリテーションと呼ばれる4週間程度のリハビリテーションを実施しており、 LSVT®︎ LOUDLSVT®︎ BIGを行えることが挙げられます。また、作業療法士により意思伝達装置等のAACの導入も行っています。

言語聴覚士として、コミュニケーション障害や摂食嚥下機能障害に対して機能の維持・向上を図ることはもちろんですが、進行していく疾患の方々との関わりも多いため、コミュニケーションや食べる楽しみといったQOLを出来るだけ維持できるよう、また楽しく生活していただけるよう支援することを心がけています。

 

松江医療センター 言語聴覚士 吉木

職場紹介

山陰労災病院(鳥取県米子市)

当院は山陰地方の産業の発展に伴う労働災害に対する医療の充実を図るため、昭和38年6月に開院しました。
現在は独立行政法人 労働者健康安全機構を設立母体とし、23の診療科、病床数377床、併設機関として勤労者医療総合センター(治療就労両立支援部)を有する総合病院です。

私の所属する中央リハビリテーション部は、発病あるいは手術後の早い段階での急性期といわれる時期を中心に早期から離床を進め、入院前の生活(自宅、職場、学校等)に一日も早く復帰できるよう支援しています。
言語聴覚士は現在3名が在籍し、PT、OT、医師、看護師、管理栄養士等の専門職と連携をとりながら、コミュニケーション、食べること・飲むことに障害を持つ方々に対して、一人ひとりの思いに耳を傾け、その方に合わせたリハビリテーションを提供できるよう日々研鑽しています。

また、治療と就労が両立できるよう勤労者医療総合センターと連携し、職場復帰に必要な評価を行い、退院後の自主練習についてアドバイスをさせていただきます。

独立行政法人 労働者健康安全機構 山陰労災病院
言語聴覚士 北山香代子

山陰労災病院