【トピック】認定補聴器技能者について

認定補聴器技能者について

この度、錦海リハビリテーション病院から2名の言語聴覚士が認定補聴器技能者の資格を取得いたしました。
言語聴覚士のうち聴覚分野に主として関わる割合は限られており、現状では十分に支援が行き届いているとは言えません。
一方、認定補聴器技能者は、公益財団法人テクノエイド協会が認定する補聴器の調整や適合評価に関する専門資格で、全国でも約5,200人と限られた人材です。
難聴は認知症の予防可能なリスク因子とされる他、運転時の標識の見落としや転倒リスクの増加とも関連が示唆されています。
高齢化に伴い難聴への支援ニーズが高まる中、本資格で得た知識と技術を生かし、早期発見や適切な補聴支援にも力を入れ、より質の高いリハビリテーションの提供とサービス向上に努めて参ります。
今後も地域医療への貢献を目指して研鑽を重ねていきます。

錦海リハビリテーション病院
佐藤

錦海リハビリテーション病院

2026年度 山陰言語聴覚士協会社員総会(終了しました)

会員各位

時下、皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、定款第 3 章第 10 条に基づき、下記の通り 2026 年度の社員総会を開催いたします。

日時:2026年5月31日(日) 14時〜17時30分
場所:くにびきメッセ(島根県松江市学園南1丁目2-1)

2026年度社員総会案内

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年会費・入会費納入のお願い

会員の皆様には日頃より協会活動にご協力頂き、ありがとうございます。

今年度の年会費を、5月31日の総会時に納入頂きますようお願い致します。
新規入会の方は、入会費もあわせて納入下さい。
当日はお釣りのないようご協力ください。

なお総会に欠席される方は、原則当日総会に参加される会員に託して頂きますようお願いいたします。
参加者に託すことが困難な場合に限り、5月29日までに添付資料の口座へ振り込みをお願い致します。

皆様の会費が協会の活動財源となります。何卒よろしくお願い申し上げます。

※ 所属士会(鳥取・島根)によって振込先が異なりますので、ご注意ください。
鳥取県 令和8年度年会費・入会費 納入依頼
島根県 令和8年度年会費・入会費 納入依頼

【協会活動】2025年度

小児部 保育士等向け春の勉強会(2026年3月1日開催)

保育士向けの勉強会を開催いたしました。
研修会にご参加いただきまして誠にありがとうございました。

山陰言語聴覚士協会の小児部としては、地域の方向けの初の研修会開催でしたが、多くの参加者の方々と支援の輪を繋ぐことができ、心より喜んでおり、今回参加していただいた方とのご縁を嬉しく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

現地参加者 31名
オンライン参加者 25名

参加職種:保育士、幼稚園教諭、歯科衛生士・口育士、通級指導教室担当者、特別支援学校教諭、小学校教諭、作業療法士、児童指導員

竹内会長挨拶

嘉納大輔氏(西部島根医療福祉センター) による講演
 「大人との関わりの中で育つこどものことば」

濱﨑喬之氏(錦海リハビリテーション病院) による講演
「その「言い間違い」はどう見守る?~構音の発達段階と園での関わり方~」 

座談会
各グループにSTが同席し、講演や普段の支援の中で困っていることなどの相談、情報共有などの実施

【アンケートの声】一部抜粋
・とても具体的な内容でわかりやすかったです。
・講演会の内容が大変わかりやすく、また座談会も様々な立場の先生方と話せる良い機会になり、明日からの仕事をまた頑張ろうと思えた。
・思い当たる子がクラスにいて、自分もどう関わったらいいか悩んでいたのでとても参考になりました。

 


山陰合同銀行における外部研修会(2025年12月8日開催)

株式会社山陰合同銀行「合理的配慮の提供」実践研修において、「失語症と失語症者との意思疎通方法」の研修を行いました。
まず、松江市失語症者支援センターの門脇康浩センター長による講義で基本的な対応方法を説明しました。

その後、だんだんトークの会の小豆昭美会長、田中喜子さんから当事者・家族としての体験談、また支援者として小谷玲子さんから支援を通して感じたことなどを話していただきました。

最後に当協会員の野津有希さん、大嶋亮子さんによるグループワークを実施し、実際の窓口を想定した対応方法について説明しました。

当日は、普段窓口係に従事している方など12名が参加され、「今まで失語症という障がいをあまり知らず、大変勉強になった」などの感想をいただきました。

 


講演会(2025年12月7日開催)

パーキンソン病の摂食嚥下リハビリテーションをテーマに講演会を開催いたしました。
オンライン含め50名を超える参加者がありました。

花島律子先生(鳥取大学附属病院 脳神経内科 科長 教授) より、 「パーキンソン病の病態と治療」についてご講演いただきました。

源間隆雄先生(札幌麻生脳神経外科病院 リハビリテーション部 技士長)には、オンラインにて中継し「パーキンソン病の摂食嚥下障害と姿勢調整の効果 -完全側臥位法を含めた臨床からの視点-」についてご講演いただきました。

 


新人研修会/島根県鳥取県定例会(2025年11月18-19日開催)

毎年恒例の新人研修会が松江市にて行われました。
50名近くの参加者がありました。

①今回は初めての試みで、両県定例会が合同で行われました。
定例会恒例の症例検討会

②講演会では、大和大学保健医療学部の藤本憲正先生をお招きし、「認知コミュニケーション障害への介入」についてご講演頂きました。

③島根県県士会会長による講話「山陰言語聴覚士協会の今までとこれからの取り組み」

④生涯学習プログラム基礎講座
 

⑤1日目の終了後には懇親会が行われました。

 


講演会(2025年10月5日開催)

広島国際大学の福岡達之先生をお招きし、「嚥下障害の評価と訓練」についてご講演頂きました。
オンライン含め70名を超える参加者がありました。
 

 


 

鳥取県言語聴覚士会 定例会(2025年8月23日開催)

4年ぶりの現地開催となりました。

会長講話

症例検討会
 

 

職場紹介

鳥取医療生活協同組合(鳥取県鳥取市)

鳥取医療生協で言語聴覚士が関わる訪問リハビリについて紹介します。
同法人では、すえひろ生協診療所・訪問看護ステーションすずらん・訪問歯科STで言語聴覚士が活躍しています。
対象エリアはいずれも主に鳥取市です。
嚥下・構音・高次脳機能障害に対しリハビリを実施しています。

すえひろ生協診療所は、当診療所かかりつけでない方・看護師訪問による体調管理が不要な方も対象です。
在宅生活が続けられるよう支援しています。

訪問看護ステーションすずらんでは、自宅で本人さまの望む暮らしが続けられるように、障害により起こる生活上の問題に対して支援を行っています。

せいきょう歯科クリニックでは2021年4月より訪問診療に言語聴覚士が同行する訪問歯科STを開始。
現在歯科医師2名、歯科衛生士3名、言語聴覚士3名体制です。
歯の治療と合わせて、咀嚼嚥下の評価・訓練・食事内容の検討を行い誤嚥性肺炎や窒息を予防し自宅での安全な食事が行えるように支援しています。

自宅で家族とうな重が食べれるようになることを目標に共にリハビリに励んでおります!

鳥取医療生活協同組合 森川

鳥取医療生活協同組合

職場紹介

鳥取生協病院(鳥取県鳥取市)

鳥取生協病院は1951年に開設されて以来、地域住民の願いを実現するために無差別平等の医療を目指し、社会的弱者の最後の砦としての役割を果たしています。
急性期病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟を有しており、全病棟365日急性期から回復期・生活期まで患者さまの生活に寄り添いながら切れ目のない支援を行っています。

言語聴覚士は12名在籍しており、入院リハビリ・外来リハビリ・ST歯科訪問を提供。
リハビリテーション科医2名を中心に嚥下造影・嚥下内視鏡検査も実施。
患者さまの思いを大切に、退院前カンファレンス・リハビリ見学・退院後訪問などを行いご家族や地域の関係他機関と密接な連携を行いながら住み慣れた環境で生活し続けられるよう支援しています。

回復期病棟では診療報酬改定に伴い、以前にも増して口腔内の状態・栄養面が注目されており、これまで言語聴覚士が行ってきた評価・訓練がより多くの患者さまに活用できるように取り組みを進めています。
急性期では早期介入・廃用予防に重点を置いており、誤嚥性肺炎発症予防のため医師の指示のもと入院時から言語聴覚士が嚥下スクリーニングを実施しています。
また、歯科衛生士も1名配置されており連携して誤嚥性肺炎予防に取り組んでいます。
入院後に嚥下に係る歯科介入が必要となった場合は、法人内の歯科と連携しST歯科訪問も実施しています。
 
鳥取生協病院 森川

鳥取生協病院

職場紹介

南部町国民健康保険 西伯病院(鳥取県南部町)

西伯病院は、法勝寺川のほとりにある自然豊かな病院です。
春は桜が咲き、夏は青葉が川辺に揺れ、秋には紅葉、冬は静かな雪景色と四季折々の美しい風景に囲まれた場所で、地域に根ざした医療を提供しています。
178床の入院設備を有し、令和6年には介護医療院も新たに開設され、医療と介護の両面から、長期的な生活支援ができるようになりました。

言語聴覚士(ST)は現在2名在籍しており、入院、外来、通所、訪問、そして介護医療院でも、ことばや飲み込みに関するリハビリを行っています。
うまく話せない、食べにくいといったお困りごとに寄り添い、毎日の生活が少しでも快適になるようサポートしています。

今年の7月には地域の皆さま向けに健康づくりやフレイル予防をテーマにした健康サマースクールも開催しました。
STはオーラルフレイルについてお話し、健康に役立つ情報をお届けしました。
これからも地域と共に歩み、安心と笑顔を届けていきます。

南部町国民健康保険 西伯病院
言語聴覚士 天野朋美

南部町国民健康保険 西伯病院

【トピック】認定言語聴覚士について

認定言語聴覚士について

私たち言語聴覚士は、日々臨床で患者さんと真剣に向き合っています。

その中で、「もっと良い方法はないかな?」「この分野を深く学びたい」と感じることは誰にでもあるはずです。

そういった時、勉強会参加や専門書を読むことは良い学びの機会ですが、「認定言語聴覚士」の資格も選択肢の1つに考えてみてはどうでしょうか?

約4万人の言語聴覚士のうち、認定資格を持つのはわずか1,178人(2024年)です。
これは、理学療法士の10人に1人が認定資格を保有しているのと比べると、少ない数です。

認定言語聴覚士の資格を取るためには、まず生涯学習プログラムを終了し、認定試験に合格する必要があります。
さらに認定後は5年毎の更新制となっています。
獲得には、金銭的にも時間的にも努力が必要だと思われます。

しかし、それ故希少性のある認定言語聴覚士は、その分野における専門性と高い向上意識を客観的に示す1つの有効な手段なのかもしれません。

錦海リハビリテーション病院
山内

錦海リハビリテーション病院

【活動報告】2025年度 社員総会

2025年5月31日(日) 米子コンベンションセンターにて
定款第 3 章第 10 条に基づき、 2025 年度の社員総会を開催いたしました。

本年度入会された皆様よりごあいさつを頂きました。

11社さまの企業参加があり、プレゼンテーション、ブース展示を行って頂きました。
     

社員総会の終了後には茶話会が行われました。
 

【トピック】おすすめしたい一冊(4)

セツさんの新聞ちぎり絵に学ぶ、人生100年時代の楽しみ方

『90歳セツの新聞ちぎり絵』
 木村セツ (里山社) (公式ページ)

人生100年時代。
若い時ほどアクティブに動けなくなったとしても、いつまでも趣味をもっていきいきと過ごしたい―。
そう考えていた時に出会ったのが、90歳から新聞ちぎり絵を始めた木村セツさんの作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』(2020年里山社)です。

セツさんの作品は、赤や黄色、緑など、普段から色分けしながら集めた新聞紙を使い、季節の野菜や草木などをリアルに表現しています。
そこに添えられたセツさんのつぶやきも、見ているととてもほっこりとした気持ちになります。

新聞で日々のニュースをチェックし、絵の題材を考え、お金をかけずにワクワクしながら制作に没頭する。
セツさんの新聞ちぎり絵は、まさに“脳トレを兼ねた趣味”と言えるでしょう。

私も将来、セツさんのように新聞ちぎり絵を趣味にしたいなと思っています。
みなさんは将来、どんな楽しみをもって生活したいですか?

養和病院併設介護医療院
古屋利江

養和病院

職場紹介

岩美病院(鳥取県岩美町)

岩美病院では、通所リハビリ、外来リハビリ、医療保険病棟、訪問リハビリが設置されており、保険、医療、福祉の包括的なサービスを提供しています。

言語聴覚士は岩美病院に2名配置されており、医療保険病棟(一般53床、療養46床)、外来にて言語障害、嚥下障害の方の評価・訓練を提供しています。

当院では、VE検査(嚥下内視鏡検査)、VF検査(嚥下造影検査)も外来・入院患者様に必要に応じて実施しています。

その他に、高齢者サロン、岩美町社協、岩美病院をネットワークでつなぎ、月に1回健康教室を開催しています。
リハビリからも、嚥下障害などのテーマでお話しています。

岩美町は超高齢者が多く、廃用症候群、誤嚥性肺炎、認知症、脳血管疾患などによる嚥下障害患者への嚥下評価・訓練など中心に実施しており、経口摂取継続の可否、在宅復帰への対応、ターミナル期への対応など多岐にわたる領域への対応を行っています。

岩美病院 リハビリテーション室

岩美病院

職場紹介

米子東病院(鳥取県米子市)

当院は、回復期リハビリテーション病床、療養病床、地域包括ケア病床を有する95床の病院です。
言語聴覚士は8名在籍しており、入院、外来、訪問、通所リハビリを行っています。

昨年度、最新の嚥下造影検査機器を導入し、検査や評価がスムーズになりました。
また、経口摂取促進チームを立ち上げ、多職種連携を強化し、摂食嚥下障害の患者様が再び食べる楽しみを感じられるよう支援しています。

当院は、東に大山、北に日本海が広がる閑静で自然豊かな場所に位置します。
居室やリハビリスペースからの美しい景色は心に癒しを与えてくれます。
敷地内には、海岸へ続く松並木の遊歩道があり、季節の変化を楽しみながら、リラックスした雰囲気の中で会話や発声練習を行っています。

写真は、1月のイベントの様子です。
おはじきのお賽銭やおみくじ、絵馬があり、初詣ができるようになっています。

患者様が安心して笑顔で過ごせる毎日を目指し、一人一人の回復を全力でサポートいたします。
何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

米子東病院
塚田麻衣子

米子東病院

【活動報告】2024年度 新人研修会

2024年11月2日(土)、3日(日)に松江テルサ大会議室にて、新人研修会が開催されました。

なんでも相談会では、新人STから様々な相談がありました。
担当している患者さんや利用者さんの事、多職種とのやり取りの事、将来の資格取得の事など、相談は多岐に渡り、先輩STは真剣に耳を傾けアドバイスをされていました。

 

講話では山陰言語聴覚士協会の竹内会長から山陰言語聴覚士協会の歴史についてご講義頂きました。
現在の山陰言語聴覚士協会があるのは、先人のSTの先生方の活動の賜物である、という事を再確認できました。

 

2日目はパネルディスカッション形式で座談会を行いました。
今年のテーマは「ベテランSTが教える多職種連携」ということで、急性期・回復期・老健の先輩STの方々にご発表頂き、その後新人の方から質問時間がありました。
明日からの臨床に活かせる座談会だったと思います。

 

去年に続き対面での開催となり、直接顔を合わせて話をする事で、「つながりを持つ大切さ」に改めて気づかされた研修会となりました。
今後も共に学び、横のつながりを大切にして、楽しく日々の業務に取り組んでいきたいですね。